「彼らのせいじゃない。それでも、彼らは自分を責めてしまう。」──就職が決まらない生徒たちを見つめながら
SEIHOUには、今も数人の生徒が「内定待ち」の状態にいます。
特定技能試験にも日本語試験にも合格している。日本語も、日常会話なら困らない。
でも、企業の求人とタイミングが合わず、
面接のチャンスすら巡ってこないこともある。
それが現実です。
彼らに落ち度があるわけではありません。
私の営業力不足、日本の制度や市場、タイミングの問題。
でも、待っている彼らは、そうは思いません。
「自分に魅力がないのかもしれない」
「もっと勉強しなければ」
「他の子の方が、先生に好かれているのかもしれない」
そうやって、自分を責めてしまうんです。
だから私たちは、励まします。
「タイミングだからね、チャンスは来るよ」
「あなたの良さを理解してくれる会社は、必ずあるから」
でも、彼らの表情が明るく戻るまでには、時間がかかります。
日本では「人手不足」と言われています。
でも、その日本で働きたいと努力している若者が、
ただ「機会がない」というだけで心をすり減らしている。
矛盾を感じずにはいられません。
それでも、私たちは信じています。
この素直な子たちが、必ず「ありがとう」と言ってもらえる現場に届くように。
そして、彼らの努力が、ようやく報われるその日まで。
私たちの仕事は、「送り出す」ことではなく、
「報われるように選ぶ」こと。
それを忘れず、今日も一人ひとりと向き合っています。